「未経験からIT転職したいけど、資格って必要なの?」「勉強する時間がないから、意味ないなら取りたくない」
そう考えているあなたへ。現役エンジニアの本音をお伝えします。
結論、資格は「必須」ではありません。しかし、未経験者が最短でホワイト企業に入るための「最強の武器」であることは間違いありません。
ネット上の「資格なんて意味ない」という言葉は、すでにスキルのある経験者のポジショントークであることがほとんどです。何も実績がない未経験者が、丸腰で面接に行って勝てるほどIT業界は甘くありません。
この記事では、元営業マンからIT転職を成功させた私が、「本当に評価されるコスパ最強の資格」を3つ厳選して紹介します。資格選びに失敗して時間を無駄にしたくない方は、ぜひ最後まで読んでください。
| 順位 | 資格名 | おすすめな人 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 1位 | AWS認定 (SAA) | 将来クラウドエンジニアを目指す人 | ★★★★☆ |
| 2位 | LinuC / LPIC | 最短でインフラエンジニアになりたい人 | ★★★☆☆ |
| 3位 | 基本情報 (FE) | SIer志望で基礎を固めたい人 | ★★★☆☆ |
IT転職で「資格はいらない」と言われる本当の理由
なぜ「資格は意味ない」と言われるのでしょうか?その理由は、目指す職種によって「評価のされ方」が全く違うからです。
Web系企業とSIer企業の違いを知ろう
| 企業タイプ | 重視するもの | 資格の扱い |
|---|---|---|
| Web系(自社開発) | ポートフォリオ(成果物) | あまり評価されない 「コードが書けるか」が全て |
| SIer・インフラ系 | 資格・コミュニケーション力 | 超重要 資格が「出向単価」に直結する |
Web系を目指すなら、資格勉強よりもアプリを作ってGitHubに公開する方が100倍重要です。しかし、未経験から入りやすく、安定している「SIer」や「インフラエンジニア」を目指すなら、資格は「最強のアピール材料」になります。
特にインフラエンジニアは、資格を持っているだけで書類選考の通過率が劇的に上がります。未経験には「実務経験」がないため、「やる気」を客観的に証明できるのは資格しかないからです。
未経験が取るべき「コスパ最強」資格ランキングBEST3
それでは、未経験者が働きながらでも取れて、転職市場で高く評価される資格をランキング形式で紹介します。
第1位:AWS認定資格 (Cloud Practitioner / SAA)
【AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト (SAA) のスペック】
- 目安勉強時間:約150〜200時間(1日2時間で約3ヶ月)
- 難易度:★★★★☆(基礎知識がないと少しキツイ)
- 受験費用:22,000円(税込 ※価格変動あり)
現在、最も需要が高いクラウドサービス「AWS」の認定資格です。これを持っていると「モダンな技術への感度が高い」「将来性がある」と判断されます。
※重要注意点
ただし、AWS資格さえあればすぐにバリバリのクラウドエンジニアになれるわけではありません。未経験の場合、最初はオンプレミスのサーバー運用・保守などからスタートし、徐々にクラウド案件へシフトしていくキャリアパスが一般的です。それでも、「将来はクラウドに行きたい」という明確な意思表示になるため、キャリアの切符としては最強です。
第2位:LinuC / LPIC Lv.1 (Linux技術者認定)
【LinuC / LPICレベル1のスペック】
- 目安勉強時間:約100〜150時間(1日2時間で約2ヶ月)
- 難易度:★★★☆☆(暗記要素が強いが独学も可能)
- 受験費用:16,500円 × 2科目(合計33,000円)
サーバーのOSとして世界中で使われている「Linux」の操作スキルを証明する資格です。インフラエンジニアを目指すなら、これは「必須」に近い登竜門です。
コマンド操作(黒い画面に文字を打ち込むあれです)がメインなので、初心者は最初は抵抗があるかもしれません。しかし、これを取得して面接に行けば、「お、最低限の勉強はしてきているな」と即戦力候補として見てもらえます。
「独学だとダレてしまいそう」「最短で取りたい」という方は、資格取得をゴールに設定したスクールを利用するのが一番の近道です。
第3位:基本情報技術者試験 (FE)
【基本情報技術者試験のスペック】
- 目安勉強時間:約200時間(1日2時間で約3〜4ヶ月)
- 難易度:★★★☆☆(IT全般の幅広い知識が必要)
- 受験費用:7,500円(税込)
ITエンジニアの「運転免許証」とも呼ばれる国家資格です。プログラミング、ネットワーク、マネジメントなど、IT全般の基礎知識が網羅的に問われます。
特にSIer(システムインテグレーター)などの企業では、昇進要件になっていることも多く、持っていると非常に評価されます。ただし、範囲が広いため勉強時間はそれなりに必要です。
番外編:ITパスポートはどう?
「まずはITパスポートから」と考える人も多いですが、転職活動のアピール材料としては正直弱いです。IT業界以外の人向けの「ITリテラシー検定」という位置づけだからです。あくまで自分の知識整理のために受けるならOKですが、転職のために時間を割くなら、上記のLPICやAWSを優先すべきです。
「独学 vs スクール」資格取得の最短ルート
資格を取る方法は大きく分けて2つ。「独学」か「スクール」かです。
独学(Udemyや参考書)
- メリット:費用が安い(数千円〜)。自分のペースでできる。
- デメリット:わからない箇所で詰まると心が折れる。環境構築(自分のPCでLinuxを動かす設定など)で挫折する人が多い。
時間に余裕がある人は独学でOKです。Udemyなどの動画教材を使えば、昔よりは遥かに学習しやすくなっています。
スクール活用(資格特化型)
- メリット:カリキュラムが体系化されており、最短ルートを走れる。エラーが出ても講師に聞けるので挫折しない。
- デメリット:費用がかかる。
「時は金なり」です。30代の方や、「絶対に3ヶ月以内に転職したい」という期限がある方は、スクールへの投資をおすすめします。数万円の投資で年収が上がる転職ができるなら、回収は容易です。
総合的に安く学びたいなら、給付金制度などが充実しているWinスクールなども選択肢に入ります。
資格取得後の「勝ち組」転職ロードマップ

資格を取ったら終わりではありません。そこからがスタートです。
- 志望職種を決める:ロードマップの記事も参考に、インフラ系かWeb系かを再確認しましょう。
- 1〜2ヶ月集中して資格を取る:ダラダラやらず、期限を決めて短期集中で!
- 「資格あり」でエージェントに登録する:未経験でも「LPIC持ってます」と言えば、エージェントの目の色が変わります。紹介される求人の質も、ブラックSESから優良企業へとランクアップするでしょう。
資格取得中、あるいは資格取得前でも、「未経験歓迎」「ポテンシャル採用」を行っているエージェントには早めに登録しておきましょう。資格勉強中であることを伝えるだけでも、意欲のアピールになります。
まとめ:資格は「お守り」ではなく「武器」
未経験からのIT転職において、資格はあなたの本気度を証明する最強の武器です。「実務経験がないから…」と卑屈にならず、まずは手頃な資格から挑戦してみてください。
今日から勉強を始めれば、3ヶ月後のあなたはもう「エンジニアの卵」です。行動した人だけが、未来を変えられます。
迷ったら、まずはこの2つから始めてみてください。
- 勉強から始めたい人 → LPICの学習(スクールをチェック)
- まずは相談したい人 → 未経験特化エージェントに登録