「30代でIT転職は手遅れ」は嘘。年収400万→600万へのV字回復ロードマップ【画像解説あり】

30代IT転職:未経験からのV字回復ロードマップ

こんにちは、カイトです。

「30代からITエンジニアになるなんて、無謀だと言われた」
「今の年収を下げたくない…」
「若い子たちに交じってプログラミングを学ぶのは抵抗がある…」

もしあなたがそう悩んでいるなら、この記事が最後の答え合わせになるはずです。

私は元営業マンで、32歳のときに未経験からITエンジニアに転職しました。
正直にお話しすると、一時的に年収は50万円下がりました。しかし、そこから2年で150万円アップさせ、現在は前職時代を大きく超える収入と、自由な働き方を手に入れています。

30代IT転職の年収推移グラフ:1年目の年収ダウンから3年目の回復、5年目の年収アップまでのシミュレーション
私が経験した「3年目のV字回復」のリアルです

結論から言います。30代未経験からのIT転職は「手遅れ」ではありません。しかし、「20代と同じ戦い方」をすれば確実に失敗します。

このあたりの「未経験者が陥りやすい罠」については、別記事「「IT転職はやめとけ」は50%正解。未経験が“カモ”にされる3つのパターン」でも詳しく解説していますが、30代は特に注意が必要です。

この記事では、30代特有の「勝ちパターン」と、年収を下げずに(あるいは最小限に抑えて)IT業界に定着するための戦略地図をお渡しします。

30代特有の「負けパターン」と「勝ちパターン」

多くの30代が失敗するのは、「20代と同じ土俵」で戦おうとするからです。

IT業界には様々な職種がありますが、30代が選ぶべきは「即戦力性」をアピールできる領域です。(職種選びの全容は「【図解】ITエンジニアの種類を全解説!未経験が目指すべき『3つの職種』とは?」を参考にしてください)

20代と30代のIT転職戦略の違い:ポテンシャル勝負ではなくドメイン知識とITスキルの掛け合わせが重要
「若さ」で勝負するのではなく、「掛け合わせ」で勝負します

NG例:「プログラミング言語」だけで勝負する

「とりあえずPythonを勉強しました!」

これは20代なら評価されますが、30代だと「それだけ?」と思われます。
企業は、30代の未経験者に「真っ白な画用紙」を求めていません。

OK例:「業界知識(ドメイン知識)」を武器にする

あなたが使うべき武器は、これまでの社会人経験で培った「業界知識(ドメインコ知識)」です。

  • あなたが不動産営業なら → 不動産テック企業の「導入コンサル」や「セールスエンジニア」
  • あなたが銀行員なら → 金融系システムの「PMO」や「カスタマーサクセス」
  • あなたが販売職なら → POSレジシステムの「フィールドエンジニア」

コードがバリバリ書けなくても、「現場の業務フローが分かる」「顧客の言葉が理解できる」というだけで、開発現場では重宝されます。
ITスキルは「手段」に過ぎません。あなたの「知識」と掛け合わせることで、初めて市場価値が生まれます。

年収ダウンの恐怖を消す「投資対効果」の考え方

「でも、やっぱり最初は年収が下がるんでしょう?」
はい、その可能性は高いです。しかし、企業の視点に立てば理由が分かります。

20代と30代の採用基準の違い比較表:即戦力・ポータブルスキルが求められる
企業は30代に「技術力」ではなく「ビジネス基礎力」を期待しています

企業にとって、未経験の30代を採用するのは「投資」です。
最初の1〜2年は、あなたも「勉強させてもらいながら給料をもらう期間」と割り切る必要があります。

しかし、魔法の言葉を贈ります。
「今の会社の5年後の年収と、IT業界へ移った後の5年後の年収。どちらが上ですか?」

IT業界なら、実務経験を3年積めばフリーランス転身で年収800万円も現実的です。
今の会社にしがみついて、じわじわ年収が下がるのを待つのか。
一時的にしゃがんで、その後のV字回復を狙うのか。
30代は、その「決断」ができるラストチャンスです。

ちなみに、V字回復を狙うなら「Web系」と「SIer」の年収構造の違いも知っておくべきです。詳しくは「【図解】SIerとWeb系の違いを徹底比較!年収・働き方の適性診断」で解説しています。

【タイプ別】30代未経験が選ぶべきエージェント(ここが最重要)

30代の転職活動において、エージェント選びは命取りになります。
ただの羅列ではなく、あなたの「勝ちパターン」に合わせて選んでください。

タイプA:今の職歴(営業・販売・事務)を活かしたい人

「ドメイン知識 × IT」で戦う、最も成功率の高いパターンです。

  • doda
    求人数が最多クラス。ITエンジニア職だけでなく、プリセールスやITコンサル、カスタマーサクセスなど、「技術知識を活かす非エンジニア職」の求人も豊富です。あなたの「過去の経歴」を最も高く評価してくれる可能性が高いです。
  • リクルートエージェント
    業界最大手。30代以上のミドル層の支援実績が豊富で、地方求人にも強いのが特徴です。

タイプB:手に職をつけたいが、プログラミングは不安な人

コツコツとスキルを積み上げたい人は、「インフラエンジニア」が狙い目です。
決して派手ではありませんが、競争率が低く、30代からでも着実にキャリアを作れます。

インフラエンジニアの魅力については、「【未経験の勝ち筋】インフラエンジニアとは?「やめとけ」の嘘と、文系こそ目指すべき5つの理由」で深掘りしています。

  • ワークポート
    未経験からのエンジニア転身に圧倒的に強いエージェントです。特にインフラ系や、研修制度が整った企業の紹介に定評があります。「無料プログラミングスクール」も併設しており、30代でも熱意をアピールしやすい環境が整っています。

タイプC:マネジメント経験がある人(PM・PL候補)

部下の育成経験やリーダー経験があるなら、年収を下げずにスライドできる可能性があります。

  • リクルートエージェント または JAC Recruitment
    30代後半なら、ハイキャリア向けのJACも視野に入ります。技術は若手に任せ、あなたは「プロジェクト管理」で価値を発揮する道です。

まとめ:今日やるべきワンアクション

最後に、30代のあなたに一つだけアドバイスがあります。
今すぐ転職を決意する必要はありません。

「とりあえず、自分の市場価値を知る」
これだけで十分です。

エージェントに登録して、担当者にこう聞いてみてください。
「私のこの経歴(営業・事務など)とITを掛け合わせると、どんな求人がありそうですか?」

その答えを聞いてから、転職するかどうかを決めても遅くはありません。
一番のリスクは、動かないまま「あの時やっておけばよかった」と後悔することです。
まずは相談ベースで、情報のシャワーを浴びてみてください。

\まずは自分の市場価値を知る/