「職業訓練校でWebデザインを学べば、無料でデザイナーになれる」
そう思って、ハローワークのパンフレットを握りしめているあなたへ。
結論から言います。職業訓練”だけ”でWebデザイナーとして就職するのは、今の時代かなり難しい(無理ゲーに近い)のが現実です。
「えっ、国の制度なのに?」と思うかもしれません。しかし、採用現場では「職業訓練卒の未経験者」は、ある理由から”警戒”されることが多いのです。
この記事では、元採用担当の視点から「なぜ職業訓練はやめとけと言われるのか」の裏事情を暴露します。
もちろん、ただ不安にさせるだけではありません。
どうしてもお金をかけずにデザイナーになりたい人のために、「職業訓練の弱点をカバーして内定を勝ち取るための具体的生存戦略」も解説します。タダで就職したいなら、この”ひと手間”だけは惜しまないでください。

なぜ「職業訓練のWebデザインはやめとけ」と言われるのか?3つの残酷な理由
「無料だからとりあえず行ってみよう」は危険です。4ヶ月〜6ヶ月という貴重な時間を”ドブに捨てる”ことになりかねません。
理由1:授業レベルが「広く浅く」すぎて、実務で戦えない
職業訓練のカリキュラムは、どうしても「広く浅く」になりがちです。
PhotoshopやIllustratorの「ツールの使い方」は教わりますが、現場で求められる「売れるデザインの考え方」や「マーケティング視点」までは深く踏み込みません。
さらに、講師が現役のデザイナーではないケースも多く、教えている技術が「一昔前のもの」であることも…。IT業界はドッグイヤー(1年で7年分の変化がある)です。教科書通りの知識だけでは、面接官に「で、実務で何ができるの?」と詰められて終わります。
理由2:最強の武器「ポートフォリオ」がショボくなる
Webデザイナーの就職で最も重要なのは「ポートフォリオ(作品集)」です。
しかし、職業訓練ではクラス全員が同じ課題(架空のカフェのチラシや、簡単なWebサイト)を作ります。
採用担当者は、職業訓練卒の応募書類を何百通と見ています。「あ、またこの猫のカフェのサイトか…」と、見た瞬間に不採用ボックス行きになることも珍しくありません。
理由3:就職支援が「IT業界に特化していない」
ハローワークの相談員は「就職支援のプロ」ですが、「Webデザインのプロ」ではありません。
そのため、紹介される求人が「地域の小さな印刷会社(デザイン業務はオマケ)」や「ただの事務職(バナーも作れる人募集)」など、キャリアアップに繋がりにくい案件ばかりになる傾向があります。
それでも職業訓練校に行くべき人・行くべきでない人
「絶対に行くな」とは言いません。状況によっては、職業訓練が最適なセーフティーネットになることもあります。
行くべきではない人(時間の無駄になるパターン)
- 最短でWebデザイナーになりたい20代:時間は金です。半年かけて基礎だけやるより、短期集中スクールの方がコスパが良いです。
- 本気でトップクリエイターを目指す人:独学やプロのスクールで「最新の技術」を学ばないと追いつけません。
- 「とりあえず無料だから」となんとなく受ける人:目的意識がないと、ただ通うだけで終わります。
行ってもいい人(メリットを享受できる人)
- 失業保険の受給期間を延長したい人:生活費の不安をなくしてから勉強したいならアリです。
- 独学だとサボってしまう人:強制的に「通う」環境はペースメーカーになります。
- 時間に余裕がある人:子育て中の主婦の方など、就職までの期限にゆとりがある場合。
【比較】職業訓練より「コスパ」が良い選択肢とは?

「お金がないから職業訓練しかない」と思い込んでいませんか? 実は、国の制度や企業の支援を使えば、「質が高いのに安い(または無料)」という選択肢があります。
| 特徴 | 職業訓練 | Winスクール | TECHHUB Newbie |
|---|---|---|---|
| 費用 | 無料(テキスト代別) | 有料(最大70%支給※) | 無料(条件あり) |
| 期間 | 3〜6ヶ月 | 自由設定(短期OK) | 1〜2ヶ月(超短期) |
| スキル | 広く浅く(基礎) | 実務レベル(最新) | 実務経験(即戦力) |
| 作品 | 全員同じ課題 | オリジナル作成 | 実務実績として記載可 |
| 就職 | ハローワーク紹介 | 就職サポートあり | IT専門エージェント |
選択肢1:「教育訓練給付金」を使ってWinスクールに通う
職業訓練と同じく「国の制度」を使うなら、民間のプロスクールであるWinスクールがおすすめです。「教育訓練給付制度」を使えば、受講料の最大70%が国から支給されます。
職業訓練との最大の違いは「機材と講師の質」です。最新のMacやソフトが使い放題で、現役プロ講師がマンツーマンで指導してくれます。「安物買いの銭失い」になるくらいなら、給付金を使って賢く自己投資するのが正解です。
Winスクール選択肢2:完全無料の「TECHHUB Newbie」で実務経験を積む
もしあなたが首都圏(一都三県)在住の20代なら、TECHHUB Newbieという最強の手札があります。
ここはただのスクールではなく、「転職エージェントが提供する研修」なので完全無料です。しかも、最大の特徴は「カリキュラム内で実務経験が積める」こと。
職業訓練で「勉強しました」と言うだけの人と、TECHHUBで「実務レベルの課題をこなしました」と言う人。面接官がどちらを欲しがるかは明白です。
職業訓練に通いながら「Webデザイナー」の内定を勝ち取る3ステップ
「それでもやっぱり、今は職業訓練しか通えない!」という方もいるでしょう。
大丈夫です。職業訓練をあくまで「時間稼ぎの場」と割り切り、プラスアルファの行動をすれば勝機はあります。
STEP1:学校の課題とは別に「オリジナル作品」を作る
授業で作った課題はポートフォリオに入れてはいけません(かぶるからです)。
必ず授業外の時間を使って、自分だけのWebサイトを作ってください。架空の美容室でも、友人のバンドのHPでも構いません。「指示されなくても自分で創れる」ことを証明しましょう。
STEP2:クラウドソーシングで「1円」でもいいから稼ぐ
在学中に、ココナラやクラウドワークスで簡単なバナー作成や画像加工の案件を受けてみてください。
たった1件でも納品・報酬発生の経験があれば、もうあなたは「未経験」ではありません。「微力ながら実務(副業)で案件をこなしています」と面接で言えるようになります。これは強力な武器です。
STEP3:IT特化のエージェントに登録しておく
ハローワークの求人だけに依存するのはリスクが高すぎます。
IT・Web業界に強いエージェントにも必ず登録しておきましょう。Webデザイナーの良質な求人は、ハローワークには出回らない(非公開求人)ことが多いからです。
まとめ:職業訓練は「ゴール」ではなく「手段」
厳しいことを言いましたが、職業訓練自体が悪なのではありません。
一番怖いのは、「訓練校に行けば、自動的にWebデザイナーになれる」と思考停止してしまうことです。
あなたの時間は有限です。無料につられて遠回りするのか、最短ルートでスキルを身につけるのか。もう一度冷静に考えてみてくださいね。
この記事で紹介した賢い選択肢
- Winスクール:給付金で最大70%OFF。質の高い環境で学ぶならココ。
- TECHHUB Newbie: 完全無料の転職支援&実務研修。20代・首都圏なら最強のコスパ。