【社内SEは勝ち組?】「未経験からまったり」を夢見て“IT雑用係”に転落する人の特徴と、回避する唯一の方法

「エンジニアにはなりたいけど、客先常駐(SES)は嫌だ」

「社内SEとして、自社のシステムをまったり守りながら安定した生活を送りたい」

そう考えている未経験者のあなたに、残酷な現実をお伝えしなければなりません。

未経験から社内SEを目指すと、9割の確率で「電球交換とトナー補充係」になります。

この記事では、元営業マンが社内SEの「見えない地雷」を徹底解説し、それでも社内SEになりたい人がとるべき「唯一の生存ルート(わらしべ長者戦略)」を伝授します。

1. 「まったり」の代償…社内SEが陥る「便利屋地獄」

社内SE=ホワイトで楽な仕事、と思っていませんか? 確かに納期は緩いかもしれません。しかし、そこには別のストレスが存在します。

それは「IT何でも屋(雑用係)」扱いされることです。

総務部の倉庫でプリンターを修理する疲れた社内SE
「これがやりたかったエンジニアの仕事ですか?」と問いたい。

ひとり情シス=孤独な戦い

特に危険なのが、社員数50〜100名規模の会社の「ひとり情シス」です。

  • 相談相手がゼロ: わからないことがあっても誰にも聞けません。
  • 有給が取れない: 「君が休んだら、サーバーが止まった時どうするの?」と言われ、インフルエンザでも出社を強要されます。
  • 業務範囲が無限: 「Excelの関数教えて」「スマホのWi-Fiが繋がらない」といったレベルの問い合わせ対応で一日が終わります。

2. スキルも給料も上がらない「コストセンター」の呪い

もっと根本的な問題を話しましょう。会社の経営において、ITエンジニア(Web系など)は「利益を生む人(プロフィットセンター)」ですが、社内SEは「金食い虫(コストセンター)」です。

コストセンターとプロフィットセンターの天秤図

利益を生まない部署の予算は、真っ先に削られます。

  • 「新しいPC? まだ動くでしょ」
  • 「研修? 本で勉強してよ」

こうして技術投資を渋られた結果、あなたの市場価値は30代になっても「Windows 7のセットアップが得意なおじさん」で止まってしまうのです。

3. それでも社内SEになりたい人へ。「地雷」を回避する3つのチェックポイント

もちろん、全ての社内SEが地獄わけではありません。DXを推進する「攻めの社内SE」も存在します。それを見分ける方法を教えます。

①配属部署名は「情報システム部」か?

求人票を見てください。配属先が「総務部(の情報担当)」になっていませんか?

これは「総務の雑用のついでにPCも見てね」というサインです。絶対に避けてください。

②エンジニアに支給されるPCは?

面接で聞いてみましょう。「エンジニアの方にはどんなPCが支給されますか?」

ここで「MacBook Proや高スペックのWindows」が出てくる会社は、エンジニアを投資対象として見ています。逆に「余っているPCを使ってもらいます」という会社は、あなたを大切にしません。

4. 残酷な現実:未経験から社内SEの倍率は「0.1倍」以下

ここで現実を突きつけます。未経験から優良企業の社内SEになれる確率は、ほぼゼロです。人気すぎて、求人倍率は10倍〜100倍になります。

では、どうすればいいのか? 遠回りに見えて一番確実な「わらしべ長者戦略」があります。

未経験から社内SEへのキャリアステップ階段図

STEP 1:まずはSESやヘルプデスクで「実績」を作る

いきなり社内SE(企画・開発)は無理でも、「ヘルプデスク(社内サポート)」「SES(客先常駐)」なら、未経験の枠が大量にあります。

ここで「泥水をすする」覚悟で1〜2年働き、以下の実績を作ります。

  • 「キッティング(PC設定)を100台やりました」
  • 「サーバーのトラブル対応を経験しました」

この「実務経験」というチケットを手に入れた瞬間、あなたは「市場価値のあるエンジニア」になり、社内SEへの扉が開きます。

5. 年代・状況別のおすすめエージェント戦略

最後に、あなたの現在の状況に合わせたエージェントを紹介します。

①20代〜30代前半・経験者の場合(最強ルート)

あなたがもし少しでもIT経験があるなら、社内SE専門の【社内SE転職ナビ】一択です。「客先常駐なし」の求人にこだわっており、定着率96.5%の優良企業が見つかります。

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②完全未経験の場合(わらしべ長者ルート)

「未経験歓迎」の求人が豊富な【ワークポート】を使いましょう。まずは「ヘルプデスク」や「インフラ運用」の仕事を紹介してもらい、そこからキャリアをスタートさせるのが一番の近道です。

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まとめ:急がば回れ。社内SEへの道は「実績」で作る

「未経験からいきなり社内SE」という甘い夢は捨ててください。それは詐欺か、ブラック企業の罠です。

しかし、正しいルート(SESなどで経験を積む→社内SEへ転職)を歩めば、必ずたどり着けるゴールでもあります。まずは一歩目、「実務経験」を取りに行きましょう。